出会い系の最適化!
この社会では、自分のことをあからさまに誉めたりすると、自分本位だとかうぬぼれ屋だとか批判され、仲間外れにされてしまうことが多いのです。
だから、愛されたい、支えられたいと願いながらも、あなたは自己愛を包み隠し、さらには自分のことを卑下する癖がついてしまっているのです。
そして、自己顕示欲や自己愛はしだいに抑圧され、すでに忘れ去ったことであるかのように思い込んでしまっています。
自分のために望んでもかまわないあなたは大きくなるにつれて、この世は自分だけのものではなく、ほしい物が何でも手に入るわけでもないということを、とても敏感に悟り始める。
ないものねだりは、わがままでいけないことだと思うように仕向けられるのです。
そして、よい子でいて愛されたいと願うばかりに、自分の気持ちを抑え込み、その結果、人に認められ愛されたくて、ロボットのように人の望みどおりに動くことになります。
自分の夢や願望を持つことは「自分勝手」だと思い、罪悪だとすら考えてしまうこともあるでしょう。
子供たちは、愛されたければ自分から愛さなければならない、つまり受けた愛に報いなくてはならないと言い聞かされます。
そのため、自分の価値は自分自身にあるのではなく、「人から見た自分」にあると決めつけてしまうことになります。
たとえば感じのいい外見や、人に誉められるような行動、何かをやりとげること、あるいは人の期待どおりふるまう能力などです。
もしあなたが子供の頃、場合によって愛情を示されたり示されなかったりという体験をしていたなら、自分の値打ちや長所は、人を喜ばせたり幸せにしたりできるかどうかで決まると思い込んでいることでしょう。
あなたの自尊心は「よい子」でいることや、人をどれだけ喜ばせられるかにかかってくることになります。
間違いを犯してもかまわない子供はみな、愛を得るには条件があるという現実を敏感に察知するものです。
正しいことをすれば愛してもらえるし、悪いことをしたり間違ったりすると愛してもらえません。
一方、まったく逆のケースもあります。
何をやっても無条件に愛情を示してしまう両親に育てられた場合です。
子供が悪いことをしたり、何かがうまくできなかったりしても、両親は万事うまくいっているかのように、問題や過失に目をつぶってしまう。
子供は無意識のうちに、両親が自分を非難したり、憤慨したりしていることを感じるけれど、謝って許してもらう機会がないのです。
どちらの場合も、子供は自分が完壁ではないことがわかっているので、誉めてもらっても嬉しくありません。
人が誉めてくれでも素直に喜べず、また誉めてもらえないことが怖くもなるのです。
両親や同僚に好かれるために彼らを喜ばせようとすると、のびのびと自己表現することができなくなります。
他の人たちと同じようになることばかりに気を取られて、自分らしさをさらけ出して表現する機会を失ってしまうのです。
そのようにして自分の内なる可能性を押し殺してしまうと、成功の可能性をつぶしてしまうことになり、心の中に欲求不満や挫折感がたまる。
自分をありのままに表現したいと一方で思いながら、もう一方では、愛されたい、受け入れられたいと願い、そのために自己表現を犠牲にすることになるのです。
愛されるために、本当の「自分自身」を表に出さずにいると、不幸な結果を招くことになります。
本当の意味で人から愛されることができなくなってしまう。
心のどこかで本当の自分を隠そうとしてちゃんと自己表現しなかったり、他人と同じふりをしようとしていると、自分が必死で喜ばせようとしている人から愛されたり誉められたりしたところで、それを信じることができません。
人が愛情を示してくれでも、心の中であなたはこうささやいている「ふん、きっと本当の私を知ったら、この人はこんなことは言わないに違いない」と。
あなたは「本当の自分」を抑え込んで一生懸命に人を喜ばせようとし、その結果、どんなに誉めてもらっても嬉しいとは思えなくなるのです。
次の章では、自分自身を見失ってゆく様々な理由について見ていきましょう。
愛されたい、人を喜ばせたいと思うあまり、人から認められたり愛情を得るための様々な作戦を練り、それを行動にうつすようになるケースが多いものです。
このような作戦によって、意識するとしないとにかかわらず、自分の存在というものが、まるで自分の任務が演じるべき役柄のようになってしまいます。
この中に自分の「ひな型」を見る思いがしませんか。
あなたが演じているかもしれない、比較的よくあるタイプの人格についていくつか取り上げていきます。
あなたはそのうちのいくつか、あるいは全部が自分の中にあることに気づくかもしれない。
また、どのタイプについても、その役割から抜け出して、埋もれている本当の自分を表に引き出すためのヒントをいくつか挙げていきますが、そのヒントは決して完全なものではありません。
自分自身を、そして他人をも、もっと深く愛するための効果的で実用的なテクニックについては、後の章であらためて見ていきます。
自分をひと休みさせてやることが必要です。
成功者タイプの人は子供の頃、何かをうまく成し遂げたり、人より優れているという理由で非常に愛されてきた人です。
功績を上げることが、人から愛されたり認められたりするための前提条件だったわけです。
そのため、このタイプの人はいつも人が自分に何を期待しているのかを探ろうとし、もっと大きな期待を自らに課すことが多いのです。
そして、いつもプレッシャーを感じ、せっせと目的を達成しようとして休む暇もない。
また、自分の中の弱さや愚かさに我慢ならず、自分に対してとても批判的になってしまいます。
このタイプの人は心の奥で、自分にはもっともっと成長する余地があるのだから、これで充分ということはないと感じています。
また、えてして他人のことや地位というものに非常に固執します。
のけ者にされたり見捨てられたりしたくないという隠された恐怖心が、そうさせるのです。
そして徐々に、自分にすべての責任があると思うようになっていきます。
このタイプの人は、もっとゆったりした気持ちになって、たとえ何も仕事をしていない時でも人から愛されるのだと気づく必要があります。
もっと休暇を取って、リラックスするためにロマンス小説でも読んでみましょう。
自分をひと休みさせてやるのです。
自分をよく見せるために、血道をあげる必要などありません。
酷評家タイプの人は人や自分のあらさがしです。
酷評家は人の欠点を探し出して指摘し、それをあげつらうことに躍起となるタイプの人です。
身の回りの人間を批判し、見下すことに喜びをおぼえるのです。
そういう人は自分のある部分が嫌いで、同じものを人の中に見出すから、それをひどく批判したり非難したりするのかもしれない。
人から非難されるのが怖いから、いつもとっさに辛掠な非難の言葉を連発するのです。
強く激しい攻撃こそ、最大の防御というわけです。
このタイプの人は人を変えようとしたり、罰しようとさえします。
実際のところ、これは潜在意識の中で自分を変えようとしているのです。
人の欠点を証明することで、自分の気持ちを和らげようとしているのだとも言えます。
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